現職税理士事務所の職員が気になることを紹介します。
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私のところにもマイナンバーの通知カードが届きました。
そろそろ、皆様のお手元にも届くころではないでしょうか。 おさらいとしまして、この通知カードは簡易書留で届けられます。 よって、基本的に在宅での受取が必要となります。 さて、マイナンバー制度は、アメリカにも同じようなSSNという制度があります。 よくシリアスな映画で出てくる社会保障番号(Social Security Number)です。 身分保障には欠かせない番号というやつですね。 この番号の厄介なところ、そもそもの始まりは日本と同様に公のデータの紐づけのみ だったのですが、 いつの間にか、法律が変わりに変わり、クレジットカード番号と紐づいてしまいました。 そこで、何らかの形でSSNとクレジットカード番号が漏洩して、いつの間にかネットショッピングに悪用され、 自宅に請求書の山が・・・・・・・というわけです。 話は戻りまして、日本版のマイナンバーも同様のことが起こる可能性があります。 もちろん、現状では、税、社会保障、災害の三分野での利用のみです。 しかし、同じような道をたどるなら、漏洩を前提に「守るべきものは守る」ことも大切です。 そこで、クレジットカードに着目して、今からできる対策をしましょう。 ① クレジットカードのキャッシング枠は0円にする。 ② ショッピングについては、保険が付いていること・万が一の手続きを確認する。 まず、①について、そもそもクレジットカードは 買物限度枠であるショッピング枠と 現金引出枠であるキャッシング枠が別々に設定されています。 次の②で触れますが、クレジットカードには保険が付いていて、悪用されたときは手続を踏めば、保険で補償されます。 しかし、それはショッピングのみ。 キャッシングでお金を引き出されたことについては補償外。 つまり、お金は戻りません。 もしキャッシングをしないのであれば、悪用される前に、カード会社に電話してキャッシング枠を0円にすれば良いのです。 次に、②ですが、先に触れたように、ショッピングについては保険が付いています。 保険については、被害が発生した日(不正利用された日)から60日以内に手続したものが対象となります。 たいていが、締日を過ぎてから明細が届いて、そこで初めて気が付くという流れですので、素早い対応が必要です。 手続は次のように行います。 1.カード会社に不正利用されたことを連絡する。 2.警察に被害届を出す。 3.カード会社に被害届を提出したことを連絡する。(被害届をカード会社に提出。) 基本的な流れはこのようになります。 また、保障内容については、各カード会社によって設定内容が大きいものもあります。 カード会社に事前に確認しておくとより確実です。 マイナンバーは一生変わることはありません。 知らぬ間に今回のマイナンバーが漏洩し、数年後利用されるというケースも懸念されます。 今からマイナンバーに付帯するサービスに気を配り、先に手を打つことも必要であると思います。 スポンサーサイト
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